バンクーバー遺言書・遺産弁護士
スペクトアンドプライヤーの遺言、遺産弁護士は亡くなられた後の遺産に関するプランニング、遺産の分配と管理に関する法律分野を専門としています。また、クライアントのご家族がクライアントに代わり意思決定できるよう、委任状(Power of Attorneyまたは Adult committeeship)取得の手続きを行います。
検認
BC州で人が亡くなった際、遺族は故人の財産にアクセスするために、検認と呼ばれる法的手続きを経る必要がある場合があります。 故人の遺産とは、死亡時に故人が所有していた金銭および土地を含む資産として定義されます。
私たちは検認に関して以下のようなケースを含む豊富な経験があります
- 複数の不動産が関係するもの
- Public Guardian and Trusteeが関与するもの(相続人が未成年者のケース)
- 相続者がカナダ国外在住であるもの
弊社の弁護士はクライアントの状況を見極め、遺産に検認許可または管理許可が必要かどうかについて法的アドバイスをします。 また裁判所による検認に関する処理を迅速化させるよう書類の作成に最善を尽くします。
- 遺言書の所在確認
- 遺言書に執行力があるかの確認
- 検認のための書類作成及び最高裁判所への提出
- 検認費用に関してProbate & Bankruptcyと呼ばれる機関との連絡を行う
- 金融機関との連絡
- 故人の納税申告書の作成を税金の専門家と連携して行う
- 故人の資産の清算を不動産の専門家と連携して行う
グラントオブアドミニストレーションの取得
故人の家族は、次の場合にグラントオブアドミニストレーションを申請する必要がある可能性があります
- 遺言書無しに亡くなられた場合
- 遺言書で遺言執行者を指名せずに亡くなった場合
- 遺言執行者が亡くなられた、または執行者としての役目を果たせなくなった場合
グラントオブアドミニストレーションを取得する事により、遺言書の管理者と執行者は故人の財産にアクセスすることができるようになります。 大半の金融機関は、$30,000ドルを超える財産を遺言執行者、遺言管理者、および/または相続人に受け渡す前に、グラントオブアドミニストレーションの提示を要求します。
エステートプランニング(財産の管理や分配についての計画)
エステートプランニングは、死後に関するものばかりではなく、むしろご自身の将来について計画するものです。
エステートプランニングによってできる事
- 資産の管理を自分で予め行う
- 資産を誰が管理するかを指示する
- 資産を費用対効果の高い方法で次世代に引き継ぐ
- ご家族など大切な方のストレスを最小限に抑える
遺言書
遺言書には次のものを含めることができます
- 資産の一覧(銀行の預金、投資、不動産、生命保険など)
- 資産の分割
- 誰が資産を受け取るか
- 未成年のお子様の保護者がどなたになるのか
- 誰が遺言書執行者と代替執行者がどなたになるのか
- 葬儀に関するプラン
*遺言書執行者とは、遺言に基づいて財産を管理する方のことです。
遺言書なしで亡くなった場合、資産はブリティッシュ コロンビア州の遺言、遺産相続法に従って分配されます。
弊社では混乱を防ぎ、相続人のストレスを軽減するために、早期にエステートプランニングを行う事をお勧めします。
委任状
委任状にて代理人として任命された人は、あなたに代わって財務上の決定や不動産取引を行うことができます。 代理人を任命するには意思決定能力が必要です。 多くの方が自分の子供または配偶者を代理人 として任命します。 委任状は不要になったときに取り消すこともできます。
POA には次の 2 種類があります
- 一般的な委任状: 委任状は意思決定を行う能力を失うと効力を失います。
- 永続的な委任状: 委任状は意思決定を行う能力を失っても効力を失いません。
家族が意思決定能力を失ってしまい、かつ委任状を準備しなかった場合には、成年後見が財政を管理するためのもう 1 つの方法です。
成年後見
成年後見はコミッティーシップ(committeeship)としても知られています。
19 歳以上の人が経済的および/または健康上の決定を自分で行うことができない場合、家族または他の人が成年後見を取得し代わりに決定を下すことができます。
すでに委任状を持っている場合は、それで任命された代理人がそれらの決定を行うことができます。
よくある質問
誰が検認を行うべきでしょうか。
通常は故人の遺言書にある遺言執行者が検認を開始します。
どのくらいの頻度で遺言書を更新する必要がありますか。
結婚や 離婚 など人生の大きな転機を経験したときは遺言書の見直しをする良い機会です。 見直しをするべきかどうか不明な場合は、お問い合わせください。 スペクトアンドプライヤーでは、頻繁な更新を必要としない遺言書を作成するために最善を尽くしています。
遺言書の作成の費用はいくらですか。
遺言書の費用は$750ドルです。 あなたとあなたの配偶者がミラーリングされた遺言(お互いを相続人として指名する2つの同一の遺言書)を作成したい場合、2つの遺言で$1,000ドルです。 ただし、遺言書の内容により価格が変動する場合があります。 詳細と正確な見積もりについてはお問い合わせください。
遺言書作成に年齢制限はありますか。
ブリティッシュ コロンビア州においては、作成した遺言書に署名する時点で 16 歳以上である必要があり、また自分の行動について十分に理解できる健全な精神を持っている必要があります。
私の家族が加齢に伴う認知機能の低下により銀行関係の手伝いを必要としていますがどうしたいら良いでしょうか。
弊社では委任状を取得し、ご自身がご家族の金銭や土地へアクセスができるようにすることができます。 ご家族が意思決定能力の関係により委任状を持つことができなくなった場合は、成年後見の申請を試みることができます。
BC州での検認にはどれくらいの時間がかかりますか?
私たちは過去にバンクーバーで比較的簡単な検認を3か月で完了したことがあります。 ただし遺産の複雑さや遺産相続人の数、法的な争いに発展する可能性があるかどうかなど、さまざまな要因によって異なります。 一般的に検認が完了するまでには数か月から 1 年以上かかります。
BC州の検認の手数料はいくらですか?
BC州の検認手数料は、遺産の規模に応じて、数百ドルから数千ドルの範囲で徴収されます。 検認手数料は政府が徴収する税金であり、弁護士費用とは別に発生します。 遺産が25,000ドル未満の場合、検認手数料はかかりません。 25,000ドル以上50,000ドル未満の場合は、25,000ドルを超える金額に対して0.6%です。 50,000ドルを超える場合は、50,000ドルを超える金額に対して1.4%です。 (BC州検認手数料法第 2 条)。
バンクーバーの遺言・遺産弁護士に今すぐご連絡ください。
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