*この記事は2024年11月15日に更新されました。
明るい将来の為に時として立ち向かわなければいけないのが離婚です。
カナダでの離婚、というと弁護士がそれぞれについて法廷にいる…というドラマでのシーンを想像されるでしょうか。弁護士と出廷が必要になる離婚のケースはもちろんありますが、大半の場合は必要ありません。
BC州では2つのタイプの離婚があります。 協議離婚と非協議離婚です。. この二つの違いについて説明します。
離婚するということは、結婚している二人が結婚生活を終えることを意味します。離婚する前に、まず配偶者とセパレートする必要があります。
再婚したい場合には離婚する必要があり、カナダにおいて離婚命令をだすのは市役所の職員ではなく裁判官です。
セパレーション
セパレーションは、結婚と離婚の間の婚姻状態です。セパレートすると、配偶者とは婚姻関係ではなくなります。
大半の場合、離婚証明書を受け取るには、配偶者と 1 年以上セパレートしている必要があります。
ただし、これはあなたが配偶者と別居する必要があるという意味ではありません。
たとえば、あなたとあなたの配偶者がルームメイトとして一緒に住んでいる場合には二人はセパレートしているとみなされます。
すべてのセパレートが離婚に至るわけではありません。あなたとあなたの配偶者が和解した場合、再婚したとみなされる可能性があります。またこの際書類手続きは必ずしも必要ではありません。セパレーションについての詳細は、以下もご参照ください。 私は別居していますか?
子どもと財産
子どもがいる場合は、養育のスケジュールと養育費を計画することが義務付けられています。 また、資産や財産の分け方、あなたや配偶者がお互いに支払う配偶者扶養費の額も決めることができます。
一方、あなたと配偶者に子供もおらず、分けるべき資産もなく、お互いに配偶者扶養費を支払うつもりがない場合は、離婚の申し立てに着手し、離婚命令のみを求めることもできます。
セパレート後の不動産の購入
別居後に不動産を購入する予定がある場合は、セパレーションアグリーメント(セパレーション関する契約書)が必須です。署名済みのセパレーションアグリーメントがないと、配偶者が別居日について争う可能性があり、婚姻財産の分類に影響を与える可能性があります。

BC州における協議離婚と非協議離婚の違い
最も簡単に表現すると、協議離婚は一般に平和な離婚であり、非協議離婚は争いのある離婚です。
お互いが離婚条件に同意し同意し協力的に離婚をするのが協議離婚、 そして逆に離婚条件について二人で条件について合意できない場合が非協議離婚です。
どちらの場合も、離婚のプロセスは一方の当事者が裁判所にNotice of Family Claim を提出したときに始まります。
ハッピー離婚こと協議離婚
私たちは協議離婚をクライアントの方へ説明する際「ハッピーディボース」という言葉を使います。
文字通り協議離婚はお互いが離婚する事に納得している場合に成立する事が多いからです。
相手が必ずしも協力的出ない場合にでも、一定の条件下で協議離婚を成立させる事も可能です。
スペクトアンドプライヤーの弁護士はクライアントが裁判所へ行かなくても良いように非協議離婚で終わらせられるようにサポートします。
協議離婚では、出廷する必要はありません。協議離婚の方が、非協議離婚よりもはるかに弁護士費用が安いです。
争いの非協議離婚
一方が提出されたNotice of Family Claimに対してResponseを提出した時点でその離婚は非協議離婚とみなされます。
このタイプの離婚は費用や時間がかかるのはもちろんの事、精神的にも大変疲れるプロセスになります。また出廷しなければならない可能性も出てきます。 二人が条件に合意できない場合には最終的に裁判官が裁判や審問にて条件を決定する事となります。
当事者は弁護士を雇い、最高裁判所へ提出するNotice of Family ClaimやResponse to Family Claimに自分の主張を載せ交渉することもできます。
立場は通常、子供、扶養、財産に関するものだ。
BC州での離婚は両当事者の同意が必要ですか?
日本では配偶者が離婚に同意しない場合、離婚することが困難です。一方でBC州では、相手方が離婚に同意しない、または離婚手続きを無視することで、離婚を阻止することはできません。あなたと配偶者は、離婚の条件について争うことはあっても、離婚そのものについて争うことはありません。

では、何から始めるべきでしょうか?
離婚のプロセスを開始するために、多くの場合弊社の弁護士はセパレーションアグリーメントを作成することをお勧めします。特に配偶者と離婚についてオープンに話し合うことができないが、すでに自分の中で離婚することを決定している場合です。セパレーションアグリーメントに当事者双方が署名すれば、裁判所にNotice of Family Claimを提出することができます。
しかし、状況によっては、家族の請求告知をすぐに始めた方が良い場合もあります。
すべての離婚は異なるため、あなたの状況を知る必要があります。アドバイスをご希望の方は、当事務所までお問い合わせ ください。
よくある質問
カナダ国外で結婚をしました。 それでもバンクーバーで離婚ができますか?
カナダ国外での婚姻でもBC州で離婚を成立させる事ができます。その場合、両者のうち少なくともどちらかが一年以上BC州に居住している必要があります。 もう一方ははBC州またはカナダの居住者である必要はありません。
BC州での協議離婚にかかる期間はどのくらいですか?
両者が協力的であれば、手続きは最短でも4~5カ月かかります。裁判所が込み合っている場合には、それ以上かかることもあります。また他の要因で手続きが遅れることもあります。
カナダを出国してもBC州で離婚できますか?
はい、カナダでもカナダ国外からでも離婚手続きを開始することができます。また、離婚手続き開始後にカナダを出国することも可能です。詳しくはお問い合わせください。
BC州で離婚するためにセパレーションアグリーメントは必要ですか?
すべての離婚にセパレーションアグリーメントが必要なわけではありません。しかし子どもがいる場合は、セパレーションアグリーメントを作成するか、子どもに関する条件に合意することが義務付けられています。
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